NHKの連続ドラマ「燕は戻ってこない」の最終回（ラスト）の結末はどうなるのかネタバレが気になっている人は多いのではないでしょうか？
- ドラマ「燕は戻ってこない」最終回結末ネタバレ予想
- 子どもの父親はだれ？
- 基と悠子の夫婦は離婚する？
- 理紀は無事出産できる？
- 燕は戻ってこない、どういう意味？
- ドラマ「燕は戻ってこない」相関図
- SNSの感想
この記事では、NHKのドラマ「燕は戻ってこない」の最終回（ラスト）の結末の予想を桐野夏生先生の原作小説よりしていきたいと思います。
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ドラマ【燕は戻ってこない】最終回結末ネタバレ
- 理紀は他の2人の男性との間にも関係を持ちますが、その際は避妊を行います。
これにより、子どもの父親が誰であるかが不確定なままです。 - 悠子は当初離婚を考えていましたが、子どもの誕生を経て夫婦関係を続ける決意をします。
（自分と血がつながらない子どもが果たして欲しい？と悠子は葛藤します。） - 基は子どもの出自に関わらず受け入れる姿勢を見せますが、その真意は不明確です。
DNA鑑定はせず他人の子どもでも受け入れるという基に悠子は感動します。
しかし基は理紀が臨月でもベビー用品1つ用意せず、バレエをさせたい、留学をさせたいと言いながら無責任な様子も描かれます。 - 理紀を出産の道具としてしか見ていない基の態度が批判されます。
基は人工授精が2回ダメだった後、自分は精子を置いてあとは頑張ってと理紀を放置し、2回とも失敗したからと3回目は理紀に副作用の強い薬を使い妊娠できるように指示をします。 - 出産後、理紀は体力的にも精神的にも弱っている状態で、悠子によって子どもとの別れを強いられ、離婚手続きを促されます。
これは、以前の悠子の理紀への寄り添う姿勢から一変したものです。 - 最後に理紀は双子のうちの女の子だけを連れて去ります。
- 代理出産の経験を通じて、社会的な地位や価値が変動する中での自己認識と自己価値に対する理紀の葛藤が描かれます。
- 東京の変化への適応力を理紀はポジティブに捉え、常に現在進行形で生きることの重要性を感じています。
一方で、田舎の変わらない様子は自分を過去に縛りつけると感じています。
ドラマ【燕は戻ってこない】各話あらすじネタバレ
これからドラマ「燕は戻ってこない」のネタバレ情報を紹介するので、放送を見逃してしまった人でまだネタバレを見たくない人は気をつけてくださいね！
ドラマ【燕は戻ってこない】1話あらすじネタバレ
- 主人公リキがエッグドナー（卵子提供者）になることを勧められるが、当初は躊躇。
- リキと友人テルは経済的に厳しい状況にあり、エッグドナーとしての報酬に惹かれる。
- 草桶基と悠子夫妻が子供が欲しいが、悠子は年齢の関係で自然妊娠が難しい。
- リキが医療エージェントにより代理母としての役割を提案される。
『燕は戻ってこない』第1話では、主人公のリキが介護施設で働く様子から物語が始まります。
彼女は後に病院事務の派遣社員としても働いており、経済的に厳しい生活を送っています。
彼女の友人テルは大学の奨学金返済のために風俗でアルバイトもしており、二人はしばしばコンビニでランチをするほどの生活です。
テルからエッグドナーとして卵子を提供することで50万円の報酬が得られると聞いたリキは、一度はその提案に躊躇しますが、経済的な苦境と将来の不安から、徐々にその考えに傾き始めます。
彼女は「人の役に立ちたい」という動機を書き込み、エージェントに登録することを決意します。
一方、草桶夫妻は子供を持ちたいと願っていますが、悠子の年齢と不妊症の診断により自然妊娠が困難とされています。
夫妻は体外受精も試みるものの成功しないため、代理母を検討する段階に至ります。
基は以前別の女性と結婚していましたが、悠子との愛のためにその結婚を解消し、彼女と結ばれました。
リキと草桶夫妻は、リキが自転車で事故に遭った際に偶然出会い、この出会いが後の展開につながります。
リキは草桶夫妻からの優しさに触れ、自身の決断を後押しする一因となります。
ドラマ【燕は戻ってこない】2話あらすじネタバレ
- リキの過去が北海道で描かれ、影響を与えた叔母の存在が重要であることが明らかにされる。
- 叔母はリキを「可愛い天使」として扱い、彼女に大きな影響を与える。
- プランテの青沼によってリキが代理母の条件をクリアしたと判断される。
- リキには「他の女性が産んでも自分の子供と思えるか」という疑問が投げかけられるが、青沼は夫婦で子作りをプロデュースすると説明する。
- 北海道の叔母佳子がガンで病状が悪化していることが判明。
- 佳子からリキに戻ってきてほしいとの要請があるが、金銭的な問題でリキは断る。
- 金銭的な理由から、リキは代理母になることを決意し、金銭的な自立と、叔母の治療費を稼ぐチャンスを見出す。
- 基と悠子は子供を作るための「DNAの継承」計画を進めている。
- 悠子は妊娠できない自分に問題があると感じており、基の元妻はすでに他の男性との子供を出産している。
ドラマ「燕は戻ってこない」第2話では、リキの過去が北海道で描かれます。
リキに影響を与えた叔母の存在が明らかになり、「可愛い天使」として紹介されます。
リキは代理母として受け入れられることを喜び、その費用の負担を受けることになります。
叔母の佳子は、リキが東京へ行く前に、そうめんを作ってくれたことが語られます。
その時、佳子はリキにピンクのそうめんをねだられ、愛情を示していました。
しかし、佳子は病気であり、リキに金銭的な理由から戻れないと伝えられます。
リキは金銭的な理由から、代理母になる決意を固めます。
その過程で、基と悠子の子供を作る「DNAの継承」計画が進行中であることが示されます。
悠子は代理母を許さないという寺尾りりこに反対されますが、妊娠できない自分のせいだと感じている悠子は、強く反対することができません。
ドラマ【燕は戻ってこない】3話あらすじネタバレ
【燕は戻ってこない】相関図
4/30（火）放送スタートのドラマ『#燕は戻ってこない』 の相関図が公開されました🆙🌟#内田有紀#内田有紀日本情報組 pic.twitter.com/2yCfeWGwYL
— 内田有紀日本情報組 (@ucdyk_jpn_fan) March 22, 2024
| 草桶基 | 稲垣吾郎 |
| 草桶悠子 | 内田有紀 |
| 大石理紀 | 石橋静河 |
ドラマ「燕は戻ってこない」の相関図には載っていませんが、他にも森崎ウィン、伊藤万理華、富田靖子、戸次重幸、黒木瞳が出演します。
【燕は戻ってこない】SNSの感想
「生活に余裕のない地方出身の若い女性」
「代理母になることを受諾するが、他人の子を宿すことに心からの納得を得られない。父親とは何か、母親とは何か、子供を持つとはどういうことなのか、という悩み」
「夫の精子を使っての人工授精を了解するが、実際に代理母の妊娠が分かり釈然としない妻」
等、色々な人間の立場から物事を見ることを強いられる。
そして、それぞれの登場人物の気持ちが大きく揺れ、物語の方向も定まらない。
その「揺れ」そのものが物語となっている。
途中で登場人物それぞれの行動について批判をしたくもなりますが、確かにその揺れもが物語なんですよね。
人間っぽさがリアルに表されていて、考えさせられますね。
「私は何を売り渡したのだろう」
貧しさから代理母になった29歳リキの叫びが聞こえてきた。
介護の仕事を捨て一人東京に出てきたリキの生活は困窮していく。
不満と怖れ、劣等感に苛まれるリキの思いが伝わってきたが、安易に代理母を引き受けるのはどうなのと苛立ちを覚えてしまった。
依頼者である草桶基、悠子夫妻の自己中心的な考え方にもついていけなかった。
「子供って誰のものなの？」
子宮の中で卵子がふらふらと浮遊しているイメージが、いざ妊娠してみると、小さな芽が子宮にしっかりと根付く感覚がある…。
お金と引き換えに卵子と子宮を売ったリキだったが、命を宿し子が生まれてくる中で自分にとって確かなもの、大切なものが何かと気づいていく心の変化に希望が見えた。
私はこのラストで良かったと思う。
代理母というこれまで多くの人が深く知ることのなかった領域も、「燕は戻ってこない」によって深くしれますしたし、当事者の葛藤もしれますよね。
参照： DMMブックス 2024/03/25
- ドラマが面白いから原作も読んでみたいけど無料じゃないんだなぁ・・・
- あまりお金をかけられないんだよなぁ・・・
- 本を買いたいけど、置いておくスペースがないんだよなぁ・・・
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まとめ
この記事では、NHK連続ドラマ「燕は戻ってこない」の最終回（ラスト）の結末ネタバレ予想をまとめました。
- 理紀の複数の男性との関係：
理紀は他の2人の男性とも関係を持ちますが、避妊を行ったため、子どもの父親が誰であるかが不確定のままです。 - 悠子の決意：
悠子は当初は離婚を考えていましたが、子どもの誕生を経て夫婦関係を続ける決意をします。
しかし、自分と血がつながらない子どもが欲しいという葛藤も抱きます。 - 基の受け入れの姿勢：
基は子どもの出自に関わらず受け入れる姿勢を見せますが、その真意は不明確です。
一方で、理紀を出産の道具としてしか見ていない様子も描かれます。 - 理紀の体験：
理紀は人工授精が2回失敗した後、3回目には副作用の強い薬を使うよう指示されます。
出産後は体力的にも精神的にも弱っている状態で、子どもとの別れを強いられ、離婚手続きを促されます。 - 最終的な決断：
理紀は双子のうちの女の子だけを連れて去ります。代理出産の経験を通じて、自己認識や自己価値に対する葛藤が描かれます。 - 東京と田舎への考え：
理紀は東京の変化への適応力をポジティブに捉え、現在進行形で生きることの重要性を感じつつ、一方で田舎の変わらない様子が過去に縛りつけると感じています。
桐野夏生先生の原作小説「燕は戻ってこない」は読み終わった後も、最後までわたしたちに生殖医療、代理母、貧困、妊娠出産、子育てについて深く考えさせてくれる作品です。
NHKドラマ「燕は戻ってこない」の最終回（ラスト）の結末ネタバレ情報を紹介していますが、原作小説を読むと、ドラマやこの記事では扱いきれなかった部分まで描かれているので、ぜひ原作小説も手に取ってみてくださいね！
